人生の終焉を迎えるにあたり、思い残すことなく安心して旅立てるように生前に準備を整える活動が「終活」です。
当NPO法人は、県民の皆様がその終活について正しい知識を身につけ、納得のいく終活ができるよう助言、相談等を行うことを目的としています。
主な活動としてはセミナーの開催、個別面談による相談業務等です。メンバーには終活資格保持者、神職等の専門家が中心となっていますので安心してご相談下さい。
価値観が多様化するなか、終末期医療や葬儀等祭礼は、より複雑なものとなり生活者個々の能力では必要な判断を行うことが困難となってきました。
そのためより良い判断を行うために、より専門性の高い知識と経験のある専門家のサポートが必要であり、このサポートを行う取り組みが「終活支援」です。
現状、親しい者の死をめぐって行われる手続きに関わる業種間の関係は、それぞれ独立しており、ほぼ連携が取れていないのが現状です。そのため、これを必要とする一般人は生前に各機関をめぐり複雑な手続きを経て初めて「終活」を手に入れることができるのです。
よって、その必要性は認識しながらもこの負担から終活に取り組む方は少なく、結果として本人、家族ともに将来、悔いを残す結果となってしまいます。
そこで、我々はNPO法人を設立し「終活」の組織の基盤を確立し、援助することにより、その活動範囲を広げ、「終活」を普及、間口を広げることにより、より多くの人々が思い残すことなく旅立てることをサポートしたいと考えています。
これら活動は営利を目的とする企業としては収支の目途が立ちづらく、また社会性を前面に出すことが困難であることから、NPO法人としての設立が適切であると判断しました。